ASAKURA

中国 北京 日系美容室 asakura 海外で活躍する100人の日本人 朝倉さん 日本人美容師 海外就職 日本人スタイリスト

中国のイメージが全く変わりました。ここで働くという選択肢、十分にあります。

今回は中国・北京でサロンを展開している美容室「ASAKURA」さんを取り上げます。

羽田から北京までは約4時間、新幹線で言うと東京から秋田くらいの時間で着いてしまいます。そして地下鉄で北京空港から最寄り駅「団結湖」まで約40分。

駅を降りて、まず思ったのが『街がきれい』『空気が思ったほど汚くない』です。

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そこからサロンが入っている「三里屯SOHO」までは、各国の大使館が並ぶ通りを歩いて15分くらい。

「三里屯SOHO」とは、北京に2008年にオープンした複合商業施設「三里屯village」の一角にある商業施設です。

「三里屯village」は、約210のショップ、レストラン、カフェ、ギャラリー、映画館などが入り、日本の有名建築家が携わった施設としても有名。

日本のブランドの他にも、Maison Margiela、BALMAIN、Moncler、miumiu、Christian Louboutin など世界中の一流最先端ブランドが、旗艦店としてそれぞれ1,000平米を超すほどのフロアを持っています。そんなお店であふれているのが、「三里屯village」です。

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イメージを簡単に伝えると、ものすごく広い敷地の中に、たくさんの表参道ヒルズがあるという感じでしょうか。

ですが、世界中の一流ブランドが旗艦店として、かつ広いフロアを持って展開しているのを見ると、また違うレベルの話でもあり、ここで世界のメゾンブランドが日本からアジアにシフトしていっていることを目の当たりにできると思います。

朝倉代表のインタビューも、この三里屯villageにある素敵なレストランで、ランチをご馳走になりながらさせてもらいました。

料理も本当においしく、おしゃれで綺麗な空間で、とても居心地がよかったです。

皆さんが青山や、表参道、六本木などで行くようなおしゃれなレストランやカフェと同じようなクオリティーです。

実際にそこで食事をしていると、中国にいるという感覚がなくなると思います。

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その「三里屯SOHO」にあるビルの3階にASAKURAさんはあります。

最初に出迎えてくれたのは、笑顔でとても感じの良いレセプションの女性。

やはり日本人は海外でも感じがいいなーと思っていたら、中国人スタッフの方でした。日本語がとても上手で、現地の方とは思えないほどです。

ちなみにその方は、中国語に慣れていない日本人スタイリストのために施術中に通訳もします。

通訳スタッフはその方含め2名いらっしゃいますが、日本人スタッフも全員が中国語をしゃべれるため語学的な心配はほとんどないようです。

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最初にスタイリストの宮本さんにお話を伺いました。
(写真左が宮本さん、右が通訳のスタッフさんです)

宮本さんは長野県出身の32歳、北京に来て約2年になります。
高校卒業後、東京にある窪田美容専門学校を出て、約9年東京で働いていました。

その後ASAKURAに入社し、本社のある香川県と上海を行き来しながら、海外展開をしていく上でのシステム作りなど、プロジェクトリーダーとして活躍されます。

ーーどんな理由でASAKURAさんに入社したんですか?

「東京にいた時、店長として集客や求人などの仕事もやらせてもらっていたんですが、どれだけ一生懸命やっても行き詰まるというか、日本の周りの美容室がどんどん淘汰されて行く中で、その先の夢や成長をイメージすることがなかなか難しかったんですよね。それで、『日本はもうそういう時代になってきているのかな』と感じ始めたんです」

「さらに、ぼくも30歳を目前にして、この先自分がどうしていくべきか?というのを真剣に考え始めた時があったんです。選択肢として、同じ会社に残るか、独立するか、美容師を辞めるかしか残っていないような気がしました」

「そんな時にお隣の国、中国がすごく景気のいい時で、ファッションにも目覚めて髪型にも気を配るようになりました。そんな状況をみて、中国で美容師として働いてみようと思い、テレビで朝倉代表を見たことがきっかけでASAKURAに入社しました」

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真ん中に見えるオレンンジ色のビルが、ASAKURAさんの入っているビルです。

ーーASAKURAさんでは、サロンワークだけではなく、クリエイティブな仕事もあると聞きました。

「はい。そういう仕事も多いですね。ぼくは、ViViやRay,CLASSY,minaなど、有名ファッション誌や業界誌の撮影などもやらせてもらっています」

「他にもCMやドラマなどテレビ関係の仕事、イベントやヘアショーの主催、プロモーション、それからパナソニックさん(※)など他ブランドとのコラボ企画など、日本だとほんの一部の人しかできないような仕事もやらせてもらっています。他にも、ぼくは講師の仕事などもやっています」

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ーーASAKURAさんで働いて、出会う方もけっこう変わったのではないですか?

「変わりましたね。それこそ『情熱大陸』に出てくるような方だったり、東京で普通に美容師をしていては出会えないような方と出会えるようになったのも、ひとつの魅力かもしれません」

ーー他にどんなところに魅力を感じますか?

「中国という大きい国の中で多民族が暮らし、全然違う価値観や考え方があり、そういうものに触れているだけでも、楽しいですね。毎日が魅力的です」

ーー北京での生活に不便さなどは感じますか?

「うーん…。(すごく悩んだあとに同席していた朝倉代表に向かって)あります?(笑)」

「Facebookがつながりずらいとか、そのくらいじゃないですかね…」

ーー食生活はいかがですか?日本食も食べられていますか?

「問題なくできてますよ。近くにイトーヨーカドーもあり、日本と変わらない食材や食品も売っていますし、さぼてんやCoCo壱番屋、一風堂などのレストランあります。セブンイレブンもあっていろいろなものが買えますし、海外でいるのを忘れてしまうくらい便利ですね」

宮本さんがおっしゃってることは、その後、街を案内して頂いてよくわかりました。

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写真がイトーヨーカドーの入ってるショッピングセンター

サロン近くにあるイトーヨーカドーには、日本人が作った無農薬野菜や、日本のスーパーで売っているような食料品や、生活用品も問題なく揃っていました。

また、北京の日本人同士のつながりも強いようで、文科系・スポーツ系など様々なサークルもあり、サロンの日本人スタッフが口を揃えて言っていたのは、「特に日本に帰りたいと思っていない」ということでした。

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ーーこっちに大変だったことはあります?

「ぼくは性格的にも辛いとか、あまり思わないタイプなんですが、最初少し苦労したのは、お客様のちょっとした好みがつかめないということでした」

「例えば、日本の自然な感じと、中国の自然な感じというのが違っていたりするので、中国ではお客様は嫌だったら嫌とはっきり言いますし、結果にシビアなんです」

「何が嫌なのか?っていうのがつかむまでは時間がかかりましたね。でもそれが自分の美容師としてのレベルをあげたなって思います」

「そして、こちらでは一度お客様が信頼してくれると、最後に鏡も見ないで『OK』と言ってくれるほど信頼関係を築くことができます。自分の家族や友達などを日本ではあり得ないほど、たくさん紹介してくれるんですよね」

ーー宮本さんのこれからの夢や目標はありますか?

「ぼく自身、東京では有名な美容室にいたわけでもなく、普通の美容師として働いていたんですが、海外に出て視野や可能性がすごく広がりました」

「ですので、いまの20代の美容師の方々が、なにかのきっかけで自分を見てくれた時に、『こういう選択肢もあるんだ』『美容師ってこういう風に進むこともできるんだ』と思ってくれるような成功例になりたいと自分は思います。そういう架け橋的な存在になれればいいなと思っていますね」

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宮本さんは、取材や撮影で移動する際もぼくの荷物を進んでもってくれたり、近くにおいしい豆乳があるんですと教えてくれてはご馳走してくれたり、とても優しく気遣いのできる、ほんとにいい方でした。

それと、字数の関係上こちらには載せられませんが、宮本さんが住んでいるマンションなど、どんな生活をしているか?というレポートも「コラム」にて追って掲載させてもらう予定です。

ぜひそちらもご覧ください。

次にお話を伺ったのは、ASAKURAのトップスタイリスト、木内さんです。
木内さんは朝倉代表の同級生で、高校3年生のときにアルバイトとして香川にあるASAKURAに入りました。

美容学校を卒業してからもずっと香川のASAKURAに勤め、北京出店時のメンバーとして抜擢されたのが28歳の時。中国に来て11年目になるそうです。

いまや北京店のエースとして、一人で月に平均400万円も売り上げをつくっています。

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しかし、最初はご苦労もされたとのこと。

ーー当初はどういうところに苦労されましたか?

「言葉ができない分、自分の意図したものが伝わらず、そしてお客様が言ってることも理解できないっていう苦労はありました」

「イメージとして伝わってくるんですが、細部までは伝わらずスタイルの食い違いがあったりとか、本当に苦労しましたね。最初の1,2年は全然噛み合わなかったです」

ちなみにいまは優秀な通訳さんがいるので、そのあたりの問題はほぼ解決されているとのこと。

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奥にいる女性が通訳のお一人です。お客様とのコミュニケーションをサポートします。

ーー木内さんの売り上げはすごいですが、技術はもちろんのこと他に何かコツがあるんですか?

「言葉がある程度できるようになって、意思が伝わるようになってきてから売上は伸びましたね。それと、もちろん技術もですが、距離感も大事かな」

「あんまり仲良くなりすぎるのもね。それからやっぱりできるだけ要望を聞いてあげることと、プラスちょっとしたサプライズ的なことも出せるといいと思います」

さらに、中国では口コミがすごく強力な広告になるので、一度信頼を得られると1人が10人連れてくるみたいにどんどん顧客数が伸びていくのだそうです。

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ーーいまだに大変なことってありますか?

「そうですね…。難しい…。(あんまりないですか?)いえいえ、難しいこといっぱいありすぎて(笑)」

「例えば、こちらの方って日本と比べて、基本的にブローとスタイリングをされないし、あまりできないんですよね。そういった方々に対して、どううまくつくっていくか?どんなスタイルを提案していくか?ということも難しさのひとつです」

「でもだからこそ、お客様の要望通り、それ以上のスタイルが出来上がるとすごく喜んでもらえますし、ぼくもうれしいですね」

ーー中国での生活はどうですか?

「まず不便さはほとんど感じなくなりましたね。年に1回くらいお湯が出ない日がありますが(笑)」

「でも、東京に住んでいても悪いところにフォーカスしたら、それはいくらでもありますからね。中国にもいいところがたくさんあるのは、生活して働いてみてわかるところもありました」

ーー中国で働き続ける理由はどんなところにありますか?

「やっぱりマンパワーがすごくて、毎日刺激を受けられるっていうのもあります」

「また、うちのお店だと富裕層の方が多いので自分の知らない世界を教えてもらえたり、そういう方々とお知り合いになれたり、日本で生活をしていたら絶対会えないような方とつながりが持てるのも魅力的なことのひとつですね」

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ーー木内さんの指導ってどういう感じなんですか?

「日本人スタイリストに対しては厳しくないと思います。日本でいうところの縦関係はこちらではあまり必要ないと考えていて、先輩後輩ではなく、一人の美容師さんとして、対等に意見を言える関係が望ましいと思っています」

「育ってきている環境も違うので、ぼくの意見を押し付けて型にはめるのも違うかなと思っています。自分の目標がはっきりしていたり、明確な意思のある子が来てくれると、楽しく働ける環境だと思います。もちろん、悩みがあれば聞きますし、アドバイスはしますけどね」

ーーどんな方に入ってほしいですか?

「やはり目標を持ってる子がいいなと思いますね。目標ややりたいことを明確に持ってチャレンジしてる子っていうのは、すごい応援してあげたいなと思います」

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自称インドア派の木内さんも、とても柔らかい雰囲気があり自然体で、忙しいなか一つ一つ丁寧に質問に答えてくださいました。先輩のスタッフとして、とても頼り甲斐のある方だと率直に感じました。

最後に、ASAKURA代表・朝倉禅さんにお話を伺いました。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、朝倉さんは、映画監督の北野武さんや、iPS細胞の山中伸弥 教授と並び、NEWS WEEK誌「世界が尊敬する100人の日本人」にも選出されています。

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他、数々の受賞暦、テレビや雑誌、新聞などメディアへの出演も多くありますので、ぜひ色々と検索してみてください。

まずは今年の8月に、タイでのサロン展開も決まっている朝倉さんに、海外で起業すること、働くことについて聞いてみました。

ーー海外で起業・働くうえで、いろんなハードルがあったかと思いますが、怖くなかったですか?

「期待のような気持ちのほうが強かったですね。タイへの展開も同じです」

「自分の父親が香川で作り続けてきた美容室をどういう形で引き継ぐかっていうのを考えた時に、日本の美容業界がある一定のラインを越えた(成熟した)と見ていたので、東京や大阪でお店を出すより、海外で展開するほうがベストだと考えました。自分としては怖いというより、魅力的に思えましたね」

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ーーそうは言っても、海外で働くことって大変なこと多くないですか?

「例えば、東京でお店を出すにしても、スタッフとして働くにしても、結局は何かしらの大変さはあるじゃないですか?売上だったり、求人だったり。日本の中で競争していく大変さっていうのも、ものすごいと思います」

「ホットペッパーなんかを見ていると、これだけの値段を出すためにどんだけオーナーさんが苦労しているのかと思うと複雑な気持ちになります」

ーー日本でも海外でも大変なのは同じとのことですが、いままで辞めていかれたスタッフの方々は、結局どんな理由で辞めたのでしょうか?

「もちろん辞めていくスタッフは、結婚を機に辞めたりなどプライベートな事情で辞めるスタッフのほうが多いですが、あまり長く続かない子というのは、たぶん無意識に現地の方を下に見ているのだと思います」

「今まで積み重ねてきたものから来る自信から、すぐに売上げられるだろうと考える転職者も少なくありません。しかし、思いの外クレームを受けたり、作り上げたスタイルがお客様に受け入れてもらえなかったりすることがあるです」

「そうすると、『それがわからないのは中国のレベルが低いから』と考えてしまって、それがお客様にもスタッフにも伝わり悪循環になり、なかなか伸びずに心が折れてしまうパターンが多いですね。それを越えるととプライベートな事情以外で辞めてしまう子はいないですね」

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日本語が話せる事務所スタッフもサポートしてくれます。ほんとに日本語が上手でした。

ーーでは、どんな方に来て欲しいですか?

「日本にいようが海外にいようが、これからいろんなことが起こってくると思うんですけど、それをすごく貴重な経験だと思って楽しんでくれるポジティブさは大事だと思います」

「そして、今まで培ってきたいろんな意味での『美容技術』をこちらに持ってきて、新しく作り変える、バージョンを変えていけることも重要です。もちろん、今まで培ってきたものを捨てる必要は全くないのですが、リメイクすることにより美容師としの幅も広がっていくと思います」

「あと、さっきお話したように、あまりに自信過剰すぎるとちょっと大変だと思うので、ある程度適度な立ち位置というか、気楽なスタンスで来てくれるほうがいいと思います」

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ーーちなみに、朝倉さんもお子さんがいらっしゃるとお聞きしましたが、子育てをするうえで北京はどんな環境ですか?

「まず、中国人は子供が大好きですね。どこに行っても子供が遊べるスペースがたくさんあります。学校もはじめは日本語しかできなくても受け入れられます。そして、塾など習い事も充実していて、日本人の先生や、通訳もいる小児医療機関もあります」

「北京に限らず海外で子供と楽しく生活を送るには、日本と全く同じ生活を送る感覚ではなく、日本では経験出来ない、中国人を含めた多国籍の環境に幼少期から触れ合えるメリットを重視する気持ちがポイントですね」

ーーASAKURAとしての、これからの夢や目標は?

「8月にオープン予定のタイを皮切りに、いままで自分たちのやってきたことをASEANっていうところで広げて、日本の美容業界と美容師さんの考え方だったり技術をある程度組み込んだうえで、その土地のお客様に喜んでもらえるような新たな価値を生み出し続けていきたいですね」

ーー最後に、美容師の皆さんにメッセージはありますか?

「いろんな経験をすることによって視野が広がりますし、5年10年経って、それをやってすごくよかったってなると思うんです」

「もちろん、日本でいろいろと経験するのもひとつだとは思うんですけど、国をまたいで自分のやってきたことを、また新しい形でやっていくというのは、すごく価値ある時間だったり、経験だったりだと思うので、ほんとに海外に出たほうが可能性もあるし、面白いと思っています」

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朝倉さんは、美容師としても起業家としても大成功を収め、ぼくが会えるような方ではなないです。でも、とても腰が低く謙虚で、非常に丁寧な気遣いもしてくださり、優しい方です。

ASAKURAさんに興味のある方は、ぜひ一度会ってみてほしいと思います。

2日間北京を案内していただき、確かに交通量の多さや、ひっきりなしに鳴っているクラクションなどは、だいたいイメージ通りでした(ちなみに、クラクションは1日で慣れました)。

ですが、実際に行ってみると、メディアで報道されている中国よりも、綺麗で、おしゃれで、気候もよく、街の人も親切でした。

また、安全な日本の食材や食品も近くで手に入り、食生活も日本と変わりません。

サロンの皆さんは、代表の朝倉さんをはじめ、みなさん謙虚で、細かな心配りもしてくださり、だからこそ中国でも成功できるのだなと痛感しました。

そして「ASAKURA」では、サロンワークだけでなく、クリエイティブな仕事もできることで、美容師としての幅も広がり、より楽しく成長できることも覚えておいてほしいと思います。

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これから日本の人口も減っていき、競争も激化する日本だけでやっていける可能性はますます減っていきます。

また、アジアと日本の物価も国によっては変わらなくなってきており、いまとは逆に日本人が中国へ出稼ぎするということも出てくるだろうと、朝倉さんは話してくれました。

ですが、美容師さんはチャンスです。

ハサミがあればどこでもやっていける職業というメリットを生かし、海外で働くことを当然の選択肢として考えてください。

興味のある方は、まずはSkypeで話すこともできますので、ぜひ朝倉代表と話してみてください。

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ASAKURA
社員数

30名(男性18名・女性12名)

平均年齢

25歳

坪数

サロンとネイルエステルーム合わせて約303坪

セット面

20面

店舗数

3店舗:(北京1店舗、香川県2店舗)

お客様年齢層

20〜30代:70%
40代〜:30%

お客様国籍比

中国人: %
日本人: %

スタッフ国籍比

中国人:約85%
日本人:約15%

募集

スタイリスト

雇用形態

正社員

資格

美容師免許

勤務地

北京市朝阳区工体北路8号院 三里屯SOHO 3号楼3309

勤務時間

月曜〜日曜 10:30〜20:00
(金曜のみ11:30〜21:00)

給与

指名歩合比:
【1年目】22.5~27.5%
【2年目】26~30%(2年目)

昇給

無し。ただし、歩合比率はあがる。

賞与

無し

交通費

なし(ほとんどのスタッフは徒歩圏内に住んでいます)

福利厚生

年休制度あり(2年目以降は19日)/年1回の帰国費会社負担
ビザ代会社負担/週2回勉強会

各種手当

店販手当(売上の10%)

休日

毎週月曜日

夏期休暇

年間最大8連休(公休日含め)

冬期休暇

年間最大8連休(公休日含め)

その他待遇

通訳の常駐、ビザサポート

就職祝い金

10,000円

選考プロセス

下記「問い合わせ・応募」ボタンより応募→書類選考→面接→採用
スカイプでも対応可能

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